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鬼怒川・川治 体験ルポ

ゆったりのんびり、手軽にカヌー体験
           〜夏休みの思い出づくりに地元もバックアップ〜

ゆったりのんびり、手軽にカヌー体験 ゆったりのんびり、手軽にカヌー体験

 さー出発だ。「バランスが悪いぞ」「もっと漕げ」「待って」−。2、3人が一組になってカヌーに乗り込んだ子どもたちから、元気な声が飛び交い、約200メートル先の川下へ向かった。
 ここは、栃木県・川治温泉の通称「ゆまま」と呼ばれ、手軽にカヌーを体験できる「ゆままにカナディアンカヌーinかわじ」の会場だ。男鹿川と鬼怒川が合流している絶好のロケーション。渓谷の木々が真夏の太陽を浴びまばゆく輝いている。
 野岩鉄道・川治湯元駅から歩いて10分足らずで、会場に着いた。裏手には川治温泉薬師の湯がある。川面に野鳥が舞い、ヒグラシの鳴き声が涼しさを演出している。
 午前10時。地元の子ども会10人余がカヌーを体験にきた。インストラクターの資格を持つ夫妻が「カヌーを漕ぐパドルの持ち方から漕ぎ方、安全のための注意事項」−を丁寧に説明。子どもたちは、ライフジャケットを身に着けてカヌーに。地元の若者はあれこれと手伝い、カヌーを川岸に引っ張っていく姿も見られ、街ぐるみの一体感がうかがえる。当初は、岩にぶつかり、ぎこちなかったクルーもいつの間にかスイスイと進んで行った。
 私もインストラクターと一緒に乗り込んだ。パドルを持つと、ちょっとした探検家の気分になった。力いっぱい後ろに押すと軽やかに進んだ。目の前にサギ、ハクレイが飛んでいる。気温は低めで、すがすがしい。今度はもっとゆったり、のんびりと探検してみよう。そんな気持ちにかき立てられた。
 「カヌー体験」は、子どもたちに自然と触れ合ってもらい、いい思い出をつくってもらおうと、「川治青年振興会」が中心になり、立ち上げた。今年で8年目のイベント。リピーターの観光客も多く、街の活性化にも役立っているという。
ゆままにカナディアンカヌーinかわじ

 

2008年8月取材  ルポ担当:尚

 

 

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