イベント

鬼怒川・川治 体験ルポ

小猿の「園児」に微笑み、達者な芸に大爆笑
      〜根強い人気の「日光猿軍団」を観劇〜

小猿の「園児」に微笑み、達者な芸に大爆笑

 日光に来たからには、猿軍団に寄らない手はない。そう思い、混雑が予想される夏休みを避けて、6月中旬に日光猿軍団の常設劇場(栃木県日光市柄倉)を訪れた。
 おどけ、とぼけ、怒る。時には真剣に―。目の前の猿軍団は、テレビで見るのとは違った面白さと迫力がある。何よりも、猿の息遣い、表情が肌で感じられるのがよかった。
 この日はウイークデーにもかかわらず、劇場には多くのお客さんが入り、根強い人気をうかがわせた。年配の方や家族連れが多い。
 幕が開いた途端、場内から微笑みが漏れる。舞台中央に、6匹の小さな猿がピョコンと台に座っている。「新人」「兄」などと書かれた布を首から吊るし、トレーナー姿の「健志先生」の言葉にうなずき、一緒に頭を下げる仕草からは幼稚園児を思わせる。前に陣取ったお年寄りからは「かわいい」の声。棒高跳び、球ころがしを繰り広げていった。部屋にこもった「風邪気味」の「たけお」は先生に呼ばれても寝そべっている。
 次いで、「章平先生」による「お猿の忍者」が公演された。芸達者な7匹が登場。先生とのやり取りで、それぞれ「見張り」「見習い」「馬」などの役を演じた。櫓の上で見張り役を務め、障子を渡る芸を披露。「馬」は名前を呼ばれる度に手を挙げて応え、しまいには怒り出し、お客さんは大爆笑。立ち回りでは“オチ”のシーンも見事にこなした。
 最後は鉄棒の大車輪の大技で締めくくった。この日の一番人気はやはり、「カッパちゃん」こと「英太郎」か。右手を挙げ、足を後ろに引くポーズを見せると、お客さんは大喜び。先生と猿との軽妙なやり取りや絶妙な間合いは感心させられるばかりだ。

 

日光猿軍団  http://www.nikkosarugundan.com/

 

2008年6月取材  ルポ担当:尚

 

 

サブナビゲーション