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鬼怒川・川治 体験ルポ

鬼怒川・川治温泉観光協会インバウンド誘致委員会委員長
    「鬼怒川グランドホテル夢の季(とき)」専務取締役・波木恵美さん

鬼怒川・川治温泉観光協会インバウンド誘致委員会委員長「鬼怒川グランドホテル夢の季(とき)」専務取締役・波木恵美さん

 外国からの観光客誘致活動を展開する「インバウンド誘致委員会」は、旅館・ホテル・テーマパーク・鉄道関係者などの第一線で働く「若手」の20人で構成され、着実に実績を上げている。平成19年の外国人宿泊数は44,600人と、17年(13,600人)、18年(27,800人)に比べて飛躍的な伸びを示していることからも、その活動ぶりがうかがえる。
「私はたいしたことはしていません。メンバーの方々をはじめ、地域の皆さんがよく動き、協力してくれているおかげです。私はただの旗振り役」と波木さんは多くを語らないが、「やんわりとした感じで核心を突くタイプ」「国際通で適任」と周囲の信頼は厚い。
 立教大を卒業し、大手広告会社に就職。中国の京劇の魅力に引かれ、北京には何度も足を運んだ。訪日観光客を促進する政府のビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)の中国部会で2年間、アドバイザリーを務めた。13年前に広告会社を退職後、今のホテルに戻った。4年前に、インバウンド誘致委員会が設置されると同時に委員長に推され、専務取締役の重責をこなしながら、あちこちを飛び回る忙しい毎日だ。広告会社時代の経験や中国での人脈が生かされているようだ。
 「中国大使館から関係者約30人が急きょお見えになり、大変でした」。昨年2月、観光協会主催で初めて鬼怒川温泉駅前で春節祭を開催、中国人はじめ外国人が大勢参加してくれたことが忘れられないという。今後の展望については「美しい自然景観と温泉が大きな魅力。世界遺産の日光も控えています。テーマパークや施設も喜ばれます。課題もいろいろありますが、2・3年後には外国からの観光客が10万人になればと思います」と静かな口調で話した。
 インバウンド誘致委員会に期待を掛ける地域住民は多い。


鬼怒川グランドホテル夢の季 http://www.kgh.co.jp/

 

2008年4月取材  ルポ担当:尚

 

 

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