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鬼怒川・川治 体験ルポ

落ち着いた雰囲気でゆったりと。庄屋のもてなし「若竹の庄」

庄屋のもてなし「若竹の庄  庄屋のもてなし「若竹の庄 

 鬼怒川・川治温泉の旅館、ホテルは多種多様。中でも昔の庄屋をイメージした、「若竹の庄」は趣向を凝らした高級感溢れる旅館として、人気を呼んでいる。常務取締役の臼井賢一さんは「庄屋にならって、もてなしの心を大切にしてお客さまと接しています。癒しを求めるお客さまに満足していただければ・・・」と控えめに、旅館のコンセプトを話してくれた。
 「若竹の庄」は東武鉄道・鬼怒川公園駅を下車し、徒歩8分の会津西街道沿いにある。長屋門をくぐり、竹が生い茂る中庭を通ってチェックイン。ロビーに土間風の石瓦が敷かれ、正面に飾られた大きなオブジェが落ち着いた雰囲気を醸し出している。
 本館に隣接している、全室露天風呂付きの「別邸笹音」に案内された。ラウンジは都心の高級シティーホテルと似ており、ソファーにピアノ、片隅にカウンターバーがある。
 庄屋のもてなし「若竹の庄私の部屋は、ベッドのある洋間と和室があり、ゆったりとしている。露天風呂付きは初めてなので、つい周りをきょろきょろと見回した。ガラス戸を開け、おもむろに深呼吸。目の前を流れる鬼怒川のせせらぎを耳に、渓谷をいつまでも眺めた。
 夕食は、京風「会席料理」で、1階食事処「料亭くろちく」でいただいた。メニューは季節の旬を食材にしており、月ごとに変わる。この日は先付、前菜に始まりタケノコのお椀、盛り合わせ、蛤導明寺、蓬豆腐、太刀魚の焼物、日光湯葉蟹餡掛け、油もの、芽かぶとろろ−全部で15品目。美しい器にきれいに並べられた料理は、手をつけるのがもったいない気がした。お味の方は「素材の味を最大限に引き出した、ちょっと薄めで美味しい」と、評判は上々だ。
 食前と食後に、本館の露天風呂と個室の風呂を代わる代わる入浴したことはいうまでもない。

若竹の庄 http://www.wakatakenosyou.co.jp/


2008年3月取材 ルポ担当:尚

 

 

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