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鬼怒川・川治 体験ルポ

包容力豊かな「お母さん」
鬼怒川・川治温泉旅館協同組合「女将の会」会長・奥村雅子さん

鬼怒川・川治温泉旅館協同組合「女将の会」会長・奥村雅子さん   鬼怒川・川治温泉旅館協同組合「女将の会」会長・奥村雅子さん
     

「旅館、ホテルにはそれぞれの伝統、特徴があります。 女将さんも十人十色。個性、色合いを生かし努力していただきたい。それには健康 第一」。いかめしい肩書きに似合わない優しい語り口。年齢が同じ小生から見ても、包容力豊かな「お母さん」に映る。
女将の会は、「喜ばれる宿づくり」を目指し定期的に会合を開く。料理の味付けやお客さんへの応対など、ざっくばらんに意見交換。失敗談も出るが、そんな時にはお互い励まし合う。年1回の研修旅行で親ぼくを深める。
会は結成から21年目を迎え、組合員28人のうち3分の1は世代交代した若手だ。若い女将については「一生懸命やっています。行事やイベントにも積極的に参加しており、時の流れに対応するのも早い。心強い限りです」とベタほめだ。
旅館の娘として鬼怒川で生まれ育った。39歳の時、夫が死亡。実家近くで創業45年の旅館「七重八重」の女将を務めながら、3男1女を育てた。そんな苦労を少しも感じさせない。「私の母はケタ違いに働いた、命のかけ方が違う。まだまだです」と謙虚に話し、「お客様、社員、家族・・・皆に感謝」と何回も感謝の言葉を口にした。


2007年11月取材  ルポ担当:尚

 

 

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