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鬼怒川・川治 体験ルポ

薬師の湯と岩風呂、昔と今の温泉巡る 「源泉かけ流し」「泉質やわらか」

薬師の湯1   薬師の湯2
薬師の湯1   薬師の湯2
岩風呂1   岩風呂2
岩風呂1   岩風呂2

 明治・大正時代から地域に親しまれている「川治温泉 薬師の湯」。平成5年に栃木県・藤原町(当時)が観光客を誘致しようと建設した「鬼怒川公園岩風呂」。約15キロ離れた昔と今の2つの温泉を巡ってみた。
 東武線・龍王峡駅から鬼怒川渓谷を望みながら約6キロメートル、ゆっくりしたペースで3時間歩くと、鬼怒川と男鹿川の合流地点に「源泉かけ流し 川治温泉 薬師の湯」がある。電車を利用すると、会津鬼怒川線・川治湯元駅から歩いて7、8分。
 施設は女性専用と混浴の露天風呂の2つで、広さは両方で200平方メートルほど。泉質はアルカリ性単純温泉とのことで「無色、透明で無臭」。帰りがけに「万病に効用」との石碑を見て、より一層疲れが吹き飛んだ。
 薬師の湯は、江戸時代の享保年間に発見されたとある。住民の利用は明治・大正時代からで、ハイキングや観光客に人気のスポットにもなった。ピーク時は1日の利用者が1000人に上ったという。近くに住む79歳男性は「温泉は子供のころから利用している。これから家に帰って酒を一杯やるのが日課」とご機嫌な様子。
 鬼怒川公園岩風呂は、東武線・鬼怒川公園駅から徒歩5、6分。公園の一角に構える木造平屋建てで、外観からは武家屋敷のよう。施設内は男女別にヒノキと岩風呂の大浴場、庭にも岩の露天風呂がある。この日はウイークデーでお客さんが少なかったせいか、広々とした感じ。泉質は薬師の湯と同じアルカリ性単純温泉で「やわらかいため、神経痛、うちみ、冷え性、疲労回復などに良い」とのこと。露天風呂に入り、紅葉した木々を眺め、新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んだ。


2007年11月取材  ルポ担当:尚

 

 

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