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鬼怒川・川治 体験ルポ

東武鉄道鬼怒川温泉駅 駅長 早乙女修さん

駅長  駅長

秋の観光シーズンを迎え、鬼怒川温泉駅には浅草、新宿からの特急が到着する度に、ホームにドッと客があふれる。週末のにぎわいは格別だ。駅長の早乙女修さん(59歳)は、改札とホームで優しい眼差しと柔らかい物腰でお出迎え。その姿を見て、お年寄りは安心した様子で近寄り話し掛ける。記念撮影をせがむ子供とは一緒に笑顔で「ハイポーズ」。
朝は8時半に出勤。通常業務のほか、観光案内も大きな仕事。ツーリストセンターを抱えており、16人の職員とともに旅館の案内、ライン下りやテーマパークの案内からチケット販売などもこなす。困った人には「相手の身になって」(助役の話)応対し、時には自分で車を運転し道案内することもある。
駅長就任から丸4年。地域にもすっかり溶け込んでいる様子。「お客さまに気持ちよく列車に乗ってもらい、鬼怒川・川治温泉に泊まってゆっくりしていただき、楽しんでもらいたい。そのためにも鉄道と地域との協力が大切です」。早乙女さんは市役所関係、地元の商工会議所、観光協会などとの会合、イベントにもよく顔を出す。「頼みごとをすると、すぐ本社と掛け合ってくれます。いつだったか、東武鉄道の社有地にテントを張りたいと申し出たら、すぐに対応してくれてOKがでました」(鬼怒川・川治温泉観光協会幹部談)という。
今のシーズンについては、「10、11月には横浜から日光まで臨時列車が運行されます。日光の紅葉を楽しんで、その後は鬼怒川・川治温泉でくつろいでいただきたい」とにこやかに話してくれた。

2007年9月取材  ルポ担当:尚

 

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