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鬼怒川・川治 体験ルポ

時にはゆらり、時にはぶらぶら:五橋をハシゴ

橋  景観

鬼怒川温泉郷は、鬼怒川をはさんでホテルや旅館が立ち並ぶ。温泉郷を行き交うには、この川を越さなければならない。だからいくつもの橋がある。

おじさん中心の団体旅行の時代から移り変わり、家族や小グループの訪問者が増えてきたこのごろは、五つの橋をハシゴする「鬼怒川五橋めぐり」が売出し中。各橋に置いてあるスタンプを集めるとミニ記念手形のプレゼントがもらえる。

まずは、鬼怒川公園駅に近い最上流の鬼怒岩橋。これから滝見橋、くろがね橋、ふれあい橋と下って行き、最後は国道121号バイパスに架かる立岩橋。

五橋とも趣も異なれば、生い立ちも違う。最も野性的というか、冒険心をそそるのが滝見橋。五橋のうちで唯一の吊り橋で、揺れは楽しくも怖い。下方の流域には源泉が多く、昔は川床に岩風呂があったそうだ。

最下流の立岩橋からは、鬼怒川ライン下りの舟がくぐって行くのが見える。鬼怒川を見おろすには最適の場所。くろがね橋は大正3年の完成で、当時としては珍しい鋼鉄製だったことが名前の由来とか。絵葉書で見る鬼怒川温泉郷の風景は、ここからの撮影が一般的。

五橋のうちで「最年少」は8年前に架け替えられたふれあい橋。歩行者天国の橋としては日本一お金がかかっているとか。そぞろ歩きの浴衣姿も多い。夜はライトアップされ、鬼怒川温泉の新しいランドマークとなっている。鬼怒川のシンボル、鬼である金棒みたいな街灯や大正ロマンの壁画なども必見。

2007年6月取材 ルポ:福間宰

 

 


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